MESSAGE

代表者挨拶

つなぐから未来を
イノベートする企業へ

2018年に代表取締役に就任したとき、自分たちはどんなふうに覚醒していけるのだろうか。その課題に対して、新しいことに興味を持ち、チャレンジする気持ちを常に持ちたいと考えました。
オートメーション化が進み、手軽になれば価値は下がってしまいます。楽になれば技術力との不一致は生まれてしまうので、誰もができないものづくりの真価が問われます。私は20年近くDX化を進めてきて、機械とうまく協調するためには人間力を高めることが次のテーマだと思っています。時代の流れが変われば、人も変化が必要。その更新はずっと続けなくてはいけないことです。私たちは、自分たちの力(=可能性)を線引きすることなく、従業員と共に常に変化する企業を目指しています。

関わってくれるすべての人が豊かになるように

父が会社を設立したときから受け継いでいる理念は「この会社に関わるすべての人を大切にしたい」ということ。従業員は大前提として、仕事をいただいている取引先の方や共に仕事をしてくださる業者の方も同じです。全方向で、この気持ちが伝わるような経営をしていきたいと思っています。
また、「従業員の気持ちがわからない会社を作りたくない」「自分だけが豊かになる会社は意味がない」という想いが根底にあり、自社だけが豊かになることは、私たちの本意ではありません。上和電機に関わってくださるすべての方も豊かになっていってほしい。この想いは、父からつなぐベーシックポリシーです。

企業としてのストーリーをつないでいく

私の目標の一つに「日本一の企業を追い越したい」という想いがあります。その目標は、私の世代ではなく、次の世代、その次の世代でもいい。ずっと目指していて欲しいと思っています。
その為に、今、自分たちが取り組んでいる仕事の実績と一生懸命働いてくれる従業員の意思を未来に引き継いでいかなければ、企業としてのストーリーは生まれません。次のステージにつないでいくために、上和電機は、スピードの速い世の中の流れについていくのではなく、一歩先をいくような気持ちで、常に新しいことに目を向け、挑戦し続けることで「私たちの想い」を「企業としてのストーリー」を次世代へ繋いでいきます。

代表取締役 村上 秀樹